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地域振興と公営住宅―「土佐派の家」つくり― 山本長水

2012/03/09
 
社団法人日本住宅協会発行「住宅vol.61」の特集ページに
山本長水建築設計事務所代表山本長水氏の記事が掲載されました。


旧東津野村(現津野町)船戸団地
  
  

高知県の西部を流れる大河、四万十川は清流で知られているが、
この団地はその源流域の流れに沿って建てられている。単身者を
含む若者の村への定住を促す目的を持った公営住宅で17棟ほど
が計画されたものである。

 当初は「土佐派の家」の活動母体である(社)高知県建築設計監
理協会の当時の上田堯世会長に設計が委託される筈であった。団
地の美観と「土佐派の家」に様々な可能性を求めようとしたのか、彼
は若いメンバーに呼び掛けて、皆が一棟ずつ別々に設計することに
なったのである。

 1,000万円余りの公営住宅の設計で、経済的には問題もあるとこ
ろであったが、この呼び掛けに10人ほどが応じて、個々に別々であ
りながら、団地の家並としての一体感を損なわない形を皆で議論す
ることになったのである。



 屋根は燻し桟瓦の切妻で5寸勾配、外壁は土佐漆喰と杉板に限るこ
とで皆の合意を得ている。これはその後の「土佐派の家」のデザイン方
向に大きく影響を及ぼしたものと考えられる幸せな出来事であったとい
うことができる(1996~98年、単身者用6戸、家族用15戸)。






16:01 山本長水

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